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AdeKode

アウトドア&インドア。アクティブ学生20歳の毎日…

理系人の僕が関数電卓でできることを紹介していく

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関数電卓を知っているだろうか。関数電卓とは理系の人間なら誰もが持っている計算ツールであり、例えば大学のテスト中にも使用が許可されていたりする。僕は高専という工学系の学校に通っていて今年で5年目を迎えた。関数電卓とはもう2年少々の付き合いになるが、最近ではその関数電卓のほとんどの機能を使えるようになった。


そんな僕が、今回は関数電卓でできることを列挙していこうと思う。なぜ、関数電卓でできることについて列挙するのかというと、実はこの関数電卓、機能は本当にたくさんあるのだが、僕の周りの人間のほとんどがその余りある機能を使いこなしていないどころか、把握すらしていないことが多々あった。だから、今日はこの場をもってみんなに知ってほしいと思ったので紹介しようと思う。それではいこう。

1.方程式が解ける

関数電卓なら方程式が解ける。

具体的には、三次式までと二元一次、三元一次方程式まで解くことができる。 さらに、一次方程式なら等式変形前のぐちゃぐちゃな式の状態のままanswerを出すことができるからとても便利だ。

この機能があれば、簡単な方程式を解く際のケアレスミスを最小限にすることができる。

しかし、1次以外の方程式を解く場合は決められた形にあらかじめ等式変形してから関数電卓に代入する形となるので注意が必要だ。

2.微分計算、積分計算が可能

これらも非常に便利な機能の一つであると思っている。

例えば、部分分数分解をする際にヘヴィサイドの展開定理を使用するとしよう。 この場合、分母が二次以降になると、微分計算をしなければならなくなる。そんな時に関数電卓があれば、ミスの多い分数関数の微分を正確に計算することができる。

また、文系学科の経済学部に置き換えてみると、効用関数から限界大替率を求める際に関数電卓があれば微分ができなくても具体的な数値を求めることができる。

3.統計計算ができる

統計の問題といえば、例えば、10個のデータがあって、このデータの平均値、最大値、最小値、中央値(メジアン)、母標準偏差、標本標準偏差、第1四分位数、第3四分位数を求めよという問題があるとしよう。

まあ、中央値までなら求められそうだが、四分位数とか標準偏差とか言われると、そんな計算をするのは面倒だろう。そんな時関数電卓があれば、これらすべて計算してだしてくれる。追加するが、度数を考慮して計算することも可能だ。

さらに、2変数の統計計算も可能でこの場合は、最小二乗法を用いて回帰係数まで求める機能がある。もう、人間はただ電卓にミスしないように数値を打ち込むだけだ。

※ちなみに、僕の使っている関数電卓は一次変数統計計算時で80データ、二次の場合は40データまで入力することができた。

それ以上のデータを処理したい場合はエクセルに頼ることにしよう。

4.行列計算は3行3列まで可能

※3行3列というのは僕の関数電卓の性能上の数なので、一概に3×3の行列しか扱えないわけではないと思うので、初めに補足しておく。

行列計算において、一番多い処理は逆行列を計算する処理ではないだろうか。まあ、ここまできたらもうお察しの通りだと思うが、逆行列も関数電卓を使えば簡単に計算が可能だ。

また、ほかにも行列式の値を求めることができたり、線形代数を学ぶ上で必要な階段行列への変形も関数電卓で処理可能だ。

5.関数式から数値テーブルを作成する

この機能もなかなかすばらしい。

たとえば、一つの関数に様々な値を代入して値を知りたい場合にこの機能はうってつけだ。

簡単な例を挙げると、

{ \displaystyle y = 3x + 5}

の関数において、{x = 1}{x = 10}までの時の{Y}の値を知りたい場合に一気に計算してくれる機能といえばわかるだろう。

この機能は関数のグラフを書かなければいけない場合にとても重宝している。

6.ベクトル計算

ベクトル計算機能ではベクトルの内積、外積、絶対値を求めることができる。 ベクトル演算機能は、僕は一度もつかったことはないが、使えると便利な場面はこれから絶対でてくると思うので、使えるようになっておこうと思う。

7.進数計算

これは理系、特に情報系の人間にはとても助かる機能だ。 僕の電卓では、2進数、8進数、10進数、16進数の4つの進数を自由自在に変換することができる。これさえあれば、コンピューターにおけるメモリの再配置問題も解決できるだろう。

8.その他

このほかにも、僕が使ったことがない機能がたくさんあるのでそれらも、列挙しておく。

複素数計算

不等式計算

分布計算

  • 正規確率密度
  • 正規分布確率
  • 累積正規分布の逆関数
  • 二項確率
  • 二項累積確率
  • ポアソン確率
  • ポアソン累積確率

周期表表示(原子量がわかる)

単位換算

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後々後悔しない関数電卓の選び方

僕が使っている関数電卓はこちらだ。

そして、もう一つ例を挙げよう。

僕が使っている電卓は、6400円。後者は、1729円である。

もし、学校で関数電卓が必要だといわれたとき、必ず高いものを買うようにしてほしい。

始めは、関数電卓の機能を使いこなすことはできない。しかし、どんどん使いこなせるようになってきたとき、安いほうではできない計算がある。これは悲しいことだ。だから、絶対に機能がたくさんついている、高いほうの関数電卓を選んでほしい。

関数電卓は優秀である

関数電卓は人知れずな機能がたくさんあるなかで、それらのうもれている機能をいかにつかいこなすかが、大事なことだと思う。

自分もまだまだ使いこなし切れていない機能があるはずなので、それらを駆使しながら理系ライフを歩んで生きたい。